解説

最近話題のLPGA女子ゴルフツアーを楽しもう!

こんにちは。ようやく春を迎え、本格的なスポーツのシーズンとなりました。4月といえばプロ野球開幕といきたいところですが、ゴルフもシーズンインを迎えます。そこで今回は群雄割拠のLPGA女子ゴルフについて紹介します。

LPGA女子ゴルフツアーとは?

LPGAとは全米女子プロゴルフ協会の略称で、1950年代に設立されたアメリカで最古の女子プロスポーツ組織です。賞金総額は昨年においては32大会で70億円です。これは日本国内女子ツアー38大会の総額40億円のほぼ倍で、女子プロゴルファーにとってはスケールが大きくチャレンジしがいのあるゴルフツアーでしょうね。

開催地は、アメリカ、アジア、オセアニア、ヨーロッパとまさに地球規模で行われており、移動距離も半端ないです。ちなみに日本のトッププロである畑中奈紗選手の場合、24試合で何と直線距離10万km! 地球2周分を移動したそうです。いかにゴルフは体力勝負かわかる気がしますね。

日本でも毎年1度LPGA女子ゴルフツアーが開催されており、ツアータイトルは『TOTOジャパンクラシック』となっています。今年は滋賀県の瀬田ゴルフコース・北コースで開催されます。

メジャー5大会とは?

女子ゴルフ界でもテニスと同様、メジャー大会が5つ開催されます。賞金総額も魅力でメジャー大会に勝つのは女子プロゴルファーにとって夢でありますね。それでは5大会を紹介しましょう。

ANAインスプレーション

開催時期:4月4日~7日 開催地:ミッションヘルズ・カントリークラブ

競技方法:ストロークプレイ 賞金総額:280万ドル

前回優勝者:バーニラ・リンドベルグ(スウェーデン)

第1回大会からミッションヘルズ・カントリークラブを会場としており、メジャー初戦として注目を浴びる大会です。この大会の優勝者にはダイナ・ショア・トロフィー、(1972年にこの大会を創設した歌手、ダイナ・ショア氏を讃えたもの)とチャンピオンローブが贈られます。ちなみにこのチャンピオンズローブは今治タオル製ともいわれています。

ちなみに優勝者は18番ホールのグリーン脇にある池に飛び込まなければならないそうで、通称『ポピーポンド』をやることがが恒例となっています。

全米女子オープン

開催時期:5月30日~6月2日 開催地:CCオブチャールストン

競技方法:ストロークプレイ 賞金総額:500万ドル

前回優勝者:アリヤ・ジュタヌガーン(タイ)

1946年に第1回大会が行われており、全米で最も伝統のある女子メジャータイトルです。他のタイトルと違うのは全米女子オープンはUSGA(全米ゴルフ協会)が主催すること。賞金総額も五大メジャーの中では最も高額です。

優勝者には金メダルとハートン・S・センブル・トロフィーが授与されます。

KPMG全米女子プロゴルフ選手権

開催時期:6月28日~7月1日 開催地:ケンパー・レイクス・ゴルフクラブ

競技方法:ストロークプレイ 賞金総額:365万ドル

前回優勝者:パク・ソンヒョン(韓国)

全米プロゴルフ協会(PGA)と全米女子プロゴルフ協会(LPGA)との共催で毎年開催地を代えて行います。男子でいえば全米プロに相当します。

日本女子プロゴルフ界にとっては一番相性の良い大会で、過去1977年に樋口久子プロが日本女子で初めてLPGAのメジャー大会で優勝を果たしました。そして昨年は畑岡奈紗プロが惜しくも優勝は逃したものの2位タイに入る等、この大会では日本のゴルフファンにとっては期待していい大会だといえるのではないでしょうか。

エビアン・チャンピオンシップ

開催時期:7月25日~7月28日 開催地:エビアンリゾート・ゴルフクラブ

競技方法:ストロークプレイ 賞金総額:385万ドル

前回優勝者:アンジェラ・スタンフォード(アメリカ)

PGAツアーになくて、LPGAツアーにあるメジャータイトルがフランスで開催されるエビアン・チャンピオンシップです。文字どおりフランスの飲料メーカーのエビアンがメインスポンサーで会場もエビアンのリゾート地です。

実はコース自体がさほど難しくなく、直後に全英AIG女子オープンが開催されることから、全英の前哨戦とも揶揄されていますが、賞金額が大きいため、メジャー大会に昇格したともいわれています。

日本女子プロとも相性はよく、過去は宮里藍プロが2009年、2011年と優勝を飾っており、日本でも知名度の高い大会となっています。

全英AIG女子オープン

開催時期:8月1日~8月4日 開催地:ウォーバーン・ゴルフクラブ

競技方法:ストロークプレイ 賞金総額:325万ドル

前回優勝者:ジョージア・ホール(イングランド)

男子の全英オープンに相当する大会です。去年までは日本の情報機器メーカーであるリコーが冠スポンサーで大会名も『全英リコー女子オープン』と名乗っていました。今年からアメリカの保険会社AIGがメインスポンサーとなり、現在の大会名となっています。

LPGA認定以前ではありますが、過去1984年に岡本綾子プロが唯一全英女子オープン優勝を果たしています。全英の大会は日米のゴルフ場とは勝手が違うこともあり、苦戦が続いていますが、ゴルフの故郷、イギリスで日本人選手がタイトルをとる姿をみてみたいものですね。

注目選手

今年日本からは5選手が参戦。しかしLPGAツアーは強者揃い。近年はアメリカ勢と韓国勢がタイトルを争ってきたが、昨年は史上初めてタイ出身のゴルファーが世界ランキング1位に輝く等、ゴルフ戦国時代に突入しつつあるのが現状です。果たして日本勢は割って入れるのか注目していきたいですね。

まずは日本選手から紹介しましょう。

畑中奈紗

現在日本女子プロゴルフ界のエースといっていいであろう注目の選手。2016年にアマとして出場した日本女子オープンでいきなりメジャー大会初優勝を飾ります。

この優勝はまさに記録づくめで、まず史上初のアマチュア優勝であること、これまで宮里藍選手が持っていた最年少大会優勝記録、20歳105日を大幅に更新する17歳263歳での優勝であること、もちろん、日本女子プロゴルフツアー公式戦最年少優勝と、彼女の優勝は本当にセンセーショナルな偉業だったのです。

2017年からアメリカに拠点を移し、その間も日本女子オープン2連覇、LPGAツアーでも2勝をあげる等、メジャータイトル獲得に最も近いゴルファーといえるでしょう。

ちなみに名前の奈紗(なさ)はアメリカ航空宇宙局(NASA)に因み、前人未到の偉業を成し遂げるようにと名づけられたそうです。普通の人なら名前負けしそうなかんじですが、彼女なら本当に偉業を達成しそうですね。

横峯さくら

国内ツアー通産23勝を誇る日本女子トップクラスで国内でも知名度の高いプロゴルファー。2000年代前半はまさに無敵に近く、特に2009年シーズンは6勝をあげる等まさに絶頂期でありました。

男子顔負けのパワーヒッターではありますが、年間パーセーブ率や平均パット数が常にベスト10に入るなど小技を併せ持ち、滅多に予選落ちすることがないといった安定感が最大の売りです。

2015年にアメリカツアーに参戦しましたが、2017年は不調でアメリカツアーのシード権まで失いましたが、昨年はLPGAツアーで過去最高の2位に入ったこともあり、復活の兆しをみせています。今季はひょっとしたらツアー優勝の可能性もあるかもしれませんのでぜひ注目していきたいですね。

野村敏京

LPGAツアーにおいて最も長くプレイしている日本女子プロにおいては先輩格のプレイヤー。日本人の父と韓国人の母をもつハーフで、中学2年にハワイに住む叔父の元でゴルフを学び、めきめきと力をつけていきました。そして日本国籍を取得後、アメリカでプロに転向し現在に至っています。

アメリカメジャーツアーでのタイトルはまだないものの、これまでツアー3勝をあげており、賞金ランキングもトップ10こそいかないものの安定した成績をあげています。

ちなみにリオ五輪のゴルフ日本代表にも選ばれ、メダルまであと一歩の4位までいったのは意外と知られていないですね。

次は海外の有力選手について紹介します。

アリヤ・ジュタヌガーン(タイ)

2007年に僅か11歳でLPGAツアーに出場し、LPGAツアー最年少出場記録をつくったタイの天才女子ゴルファー。アグレッシブでかつ、大胆不敵なプレイスタイルが特徴で、特に昨年は、全米女子オープンを含むツアー3勝をあげ、2016年に次いで2度目の賞金女王、世界ランキング1位、最優秀選手賞、年間女王と彼女にとってまさにいいことづくめのシーズンでした。

もちろん今年も賞金女王の大本命。しかし今シーズンはまだ優勝がないのは気になりますが、メジャータイトルはまだ先ですので、彼女にとってはこれからが本番といったところでしょうか。

パク・ソンヒョン(韓国)

女子プロゴルフ界を席巻している韓国女子プロゴルファーの中で、現在最も勢いにのっている若手プロゴルファー。ルーキーイヤーの2017年にいきなり全米女子オープンを制するという離れ業を演じ、女子プロゴルフ界にセンセーショナルを巻き起こしました。昨年度もメジャータイトルのひとつであるKPMG全米女子プロゴルフ選手権を制して、賞金女王3位に入る等、今シーズンも活躍が期待される選手です。

ちなみに身長172cmと長身で男子プロに劣らない程の飛距離を飛ばすパワーヒッターですが、ルックスおよびスタイルのよさから海外ではけっこう人気ある選手だそうです。

レクシー・トンプソン(アメリカ)

LPGA女子プロゴルフの顔といっていいくらい、アメリカの女子プロゴルファーを代表する選手。強さと美しさを兼ね備えたルックスもあり、世界中にファンがいるともいわれています。

もちろん実力も一級品。彼女の持ち味は180cmと男性と見間違う程の長身から放たれるドライバーショットで、平均距離250メートルは男性顔負けの飛距離なので驚かされますね。昨シーズンは不調でしたが、ツアー最終戦で勝利し、復活の兆しをみせていることから、今シーズンは期待していいでしょう。

全米女子プロゴルフを楽しむには

さて、日本人女子プロに期待したいLPGA女子ゴルフツアーですが、テレビで視聴するにはWOWOWに加入する必要があります。

これまでWOWOWを視聴するには、チューナーを用意するか、スカパーといったCS放送に入ってチャンネル契約をする必要がありました。

しかし現在はネット環境があればWOWOWを視聴できるようになりました。それはParaviWOWOWプランに加入することです。CS放送に必要不可欠なB-CASカードが不要ですし、キャリア決済も可能です。

月額利用料金については、登録日から翌月末まで2300円(税抜)かかります。よって月始に登録すれば2ヶ月で月額2300円、実質初月無料で視聴できます。なおWOWOWだけみたい場合に限りますが、Paraviの基本料金は必要ありません。

まとめ

最近ゴルフ界においては男子より女子の方がスポンサーがつきやすい等、人気が高まっている女子ゴルフですが、本場アメリカツアーにおいても有力選手がどんどんプレイして切磋琢磨しています。特に畑中奈紗プロはまだ若く、天才肌な選手で、まだまだ伸びる素養を秘めています。果たして日本人選手のアメリカメジャータイトル獲得なるか、注目しましょう。

視聴方法とは?